兵庫県尼崎市で、耳鼻咽喉科クリニックの院長を務める医師が逮捕されました。
準強制性交の疑いで逮捕されたのは、尼崎市七松町の「瀬尾クリニック」を運営する医師・瀬尾達容疑者(63)。
事件はなんと5年前にクリニック内で発生したとされ、地元でも大きな波紋を呼んでいます。
この記事では、瀬尾容疑者が院長を務めていたクリニックの場所や特徴、
これまでの経緯をわかりやすく整理してお伝えします。
事件の概要

警察によると、瀬尾達容疑者は5年前の2019年ごろ、
尼崎市七松町の自身のクリニック内で当時28歳の女性患者に薬剤のようなものを投与し、抵抗できない状態にして性的暴行を加えた疑いがもたれています。
被害女性の証言などをもとに捜査が進められ、
警察は2025年10月、準強制性交の疑いで瀬尾容疑者を逮捕しました。
瀬尾達容疑者のクリニックはどこ?
瀬尾容疑者が院長を務めていたのは、
「瀬尾クリニック」と報道されています。
- 名称:瀬尾クリニック
- 住所:兵庫県尼崎市七松町1丁目2-1 フェスタ立花北館3階
- 最寄駅:JR「立花駅」南口直結(徒歩約1分)
- 診療科目:耳鼻咽喉科・アレルギー科
「フェスタ立花北館」は駅ビル型の複合施設で、
周辺には薬局や歯科、内科なども入居しており、
瀬尾クリニックもその一角にありました。
公式サイトの情報によると、瀬尾クリニックは
「患者さん一人ひとりの声を大切にした丁寧な診療」を掲げており、
花粉症や耳鳴り、めまい治療などに定評があったといいます。
名医として知られていた過去
瀬尾達容疑者は、これまで耳鼻咽喉科専門医・指導医として
長年にわたり地域医療に携わってきた人物とされます。
オンライン上では、以前から「丁寧な診察」「説明がわかりやすい」といった口コミも多く、
地域では信頼される“名医”として知られていた存在でした。
それだけに、今回の逮捕報道にショックを受ける声も少なくありません。
瀬尾達容疑者の余罪は?
瀬尾容疑者は今年7月、糖尿病治療薬「リベルサス7mg」20錠を盗んだ疑いで逮捕されていました。
事件が起きたのは、自身のクリニックと同じ階にある薬局。
警察の調べでは、薬剤は鍵付きの棚から持ち出されていたということで、
内部の構造をよく知る人物による犯行が疑われていました。
その後の捜査で、5年前の女性患者への暴行疑惑が新たに発覚。
両事件の関連性についても警察が慎重に調べています。
事件の衝撃と今後の捜査
地元・尼崎では、「あのクリニックが?」「ずっと通っていたのに信じられない」といった驚きの声が相次いでいます。
警察は引き続き、薬剤の入手経路や他の被害がないかなどを詳しく調べています。
今後の捜査の進展次第では、
余罪や新たな被害の有無も明らかになる可能性があります。
社会的な影響と今後の見通し
医師という立場で患者に対して行われたとされる今回の事件。
医療の現場では「絶対的な信頼関係」が前提となるため、
その信頼を裏切る行為が事実であれば極めて重大です。
一方で、現時点ではあくまで“容疑段階”であり、
司法の判断が下されるまでは慎重な報道姿勢が求められます。
今後は、
- 被害女性の証言の信ぴょう性
- 使用された薬剤の種類と入手経路
- 他の患者との関係
などが焦点となりそうです。
まとめ
- 瀬尾達容疑者(63)は尼崎市七松町の耳鼻咽喉科「瀬尾クリニック」院長
- 5年前に女性患者に薬剤を投与し性的暴行を加えた疑い
- 今年7月には薬局から治療薬を盗んだとして逮捕
- クリニックは立花駅直結のビル「フェスタ立花北館」内に所在
- 地元で信頼されていた医師だっただけに、住民からは驚きの声が相次ぐ
- 現在も容疑を否認中で、警察が慎重に捜査を続けている

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