AI（人工知能）の進化が止まらない一方で、悪用の波も広がりつつあります。
そんな中、生成AIを使って実在の女性芸能人を模したわいせつな「偽物画像＝ディープフェイク」を作り、インターネット上で販売していたとして、秋田市の会社員・横井宏哉容疑者（31）が逮捕されました。
この事件は、“生成AIによるわいせつディープフェイク画像の摘発として全国初”とされ、社会的な注目が集まっています。
目次
事件の概要
警視庁によりますと、横井容疑者は2025年1月から6月にかけて、女性芸能人3人を模したわいせつな偽画像を作成し、ネット上のコミュニケーションサイトで公開・販売した疑いがもたれています。
彼は生成AIを使い、タレント・アイドル・アナウンサーなど260人以上を対象に、約2万枚ものわいせつ画像を作成。
「月額制のサブスク形式」で配信しており、高額契約者からはリクエストにも応じていたといいます。
この販売で得た収益はおよそ1年間で120万円。
取り調べに対し、横井容疑者は容疑を認め、
「閲覧者の反響が大きく、人気が出たので多くの収益が見込めると思った」
「生活費や奨学金返済のために始めた」
と供述しています。
警視庁によれば、著名人を模した生成AIわいせつ画像の事件として全国初の検挙となり、今後の法的枠組みにも影響を与える可能性があるとみられています。
【顔画像】横井宏哉のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|
| 名前 | 横井宏哉（よこい ひろや） |
| 年齢 | 31歳（逮捕時） |
| 職業 | 会社員（詳細不明） |
| 住所 | 秋田県秋田市在住 |
| 容疑 | わいせつ電磁的記録記録媒体陳列の疑い |
| 供述内容 | 「生活費や奨学金返済のため始めた」「収益を見込めた」 |
横井宏哉の勤務先は？
報道各社によると、横井容疑者は秋田市内の会社員とされているものの、
勤務先の社名や業種、役職などは公表されていません。
ただし、販売サイトの運営方法や画像処理技術の知識から、
IT関連・クリエイティブ系のスキルを持つ人物だった可能性が高いとみられています。
AIツールを独学で使いこなせるスキルを持つことから、
「本業とは別に、趣味や副業としてネットビジネスを展開していたのでは」という見方も出ています。
横井宏哉の自宅住所は？
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