福岡県那珂川市の閑静な住宅街で、親子間の悲劇が起きました。
11月12日の午前、路上で男女が倒れているとの通報を受け、警察が駆けつけたところ、67歳の父親が腹部を刺され死亡、60代の母親もけがをして病院に搬送されました。現場には息子の姿があり、警察はその場で現行犯逮捕。家族3人が暮らしていた自宅前での事件に、地域は騒然としています。
事件の概要
2025年11月12日午前10時ごろ那珂川市王塚台の住宅街路上で、「男女が倒れている」と近隣住民から110番通報がありました。
駆けつけた警察官が発見したのは、腹部に包丁が刺さった男性と、背中に傷を負った女性。男性は搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認され、女性もけがを負いながらも意識はある状態で搬送されました。
警察はその場にいた職業不詳の野口直希容疑者（43）を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕。
被害者は直希容疑者の父親・野口三義さん（67）で、女性は母親とみられています。
【顔画像】野口直希のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 野口直希（のぐち なおき） |
| 年齢 | 43歳 |
| 住所 | 福岡県那珂川市王塚台 |
| 職業 | 不詳（報道では「職業不詳」） |
| 逮捕容疑 | 父親を包丁で刺し殺害しようとした疑い（父親死亡により殺人容疑に切替予定） |
| 被害者 | 父・野口三義さん（67）、母（60代） |
野口直希の犯行動機は？
新たな供述によると、野口容疑者は「両親に病院に連れて行こうとされてもめた」と話しており、通院や治療をめぐる親子間の衝突が事件の引き金になったとみられます。
何らかの体調不良や精神的トラブルを抱えていた可能性もあり、両親が心配して病院に連れて行こうとしたところ、本人が反発したとみられます。
こうした状況は、家庭内での“すれ違い”や“孤立”が引き金になる典型的な構図ともいえます。
警察は、野口容疑者の健康状態や家庭内の関係、事件前の様子を詳しく調べています。
母親も背中にけがをしており、事件当時の様子を聴取することで、より具体的な動機が明らかになる見通しです。
野口直希の勤務先はどこ？
野口直希容疑者は「職業不詳」と報道されています。
つまり、事件当時に定職についていなかった、あるいは働いていたとしても勤務先の情報が警察や報道機関に把握されていない状態です。
また、親と同居していたことから、家計を両親に頼っていたか、あるいは不安定な収入状況にあった可能性も考えられます。
警察の捜査では、ここ数年の生活実態や収入源、就労歴などについても調べが進められており、仮に無職状態が長く続いていた場合、精神的なストレスや家族との摩擦が積み重なっていたことも推測されます。
同年代の中高年層で、非正規雇用や失業を経て実家に戻るケースが増える中、「親世代との関係悪化」が引き金となる家庭内事件が全国的にも増加傾向にあります。
野口容疑者のケースもまた、そうした社会の断面を映すひとつの事件といえるかもしれません。
今後の捜査で、過去の勤務先や職種、事件直前の生活環境が明らかになれば、動機の理解にもつながるとみられています。
今後の捜査で職歴や生活実態が明らかになることで、動機の解明につながると考えられます。
野口直希の自宅住所は？
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