愛知県の金融機関で、顧客から預かった預金をおよそ1500万円着服していたとして、元銀行員の男が逮捕されました。逮捕されたのは、旧中京銀行（現・あいち銀行）に勤務していた坪井良将容疑者（32）。
この記事では、坪井容疑者の人物像や勤務先での役割、経歴や家庭環境などをまとめ、事件の背景を整理していきます。
目次
事件の概要
坪井良将容疑者（32）は、2024年2月から10月にかけて複数回にわたり、担当していた顧客6人から預かった現金を着服した疑いが持たれています。横領額は合計約1500万円に上るとされています。
事件が発覚したのは2024年10月。顧客のひとりが「預けた現金が入金されていない」と銀行に連絡したことで、内部調査が始まりました。渉外担当という業務特性もあり、坪井容疑者は顧客から直接現金を預かる機会が多かったため、不正が長期間にわたって見過ごされていた可能性があります。
銀行の聞き取り調査に対し、坪井容疑者は着服を認め、使用目的については「ギャンブルや借金の返済に使った」と説明。2024年11月には懲戒解雇処分となり、警察への捜査協力が進められていました。
警察の取り調べでも「間違いありません」と容疑を認めていると報じられています。
金融機関の横領事件は珍しくありませんが、今回のケースは長期間にわたり複数の顧客が被害に遭っていた点が特徴で、内部チェック体制が十分だったのかについても、ネット上では疑問の声が上がっています。
【顔画像】坪井良将のプロフィール
- 名前：坪井 良将（つぼい よしまさ）
- 年齢：32歳
- 住所：愛知県江南市
- 職業（逮捕時）：自称会社員
- 元職：中京銀行（現・あいち銀行）
- 担当業務：渉外担当（企業・個人の預金取引・集金担当）
- 容疑：業務上横領
- 被害額：約1500万円
現時点で坪井良将容疑者の顔画像は公表されていません。
坪井良将の勤務先は中京銀行（現・あいち銀行）
坪井容疑者が勤務していたのは、旧中京銀行（現・あいち銀行）の稲沢市内にある支店です。
担当していたのは外回りの渉外業務で、
- 企業・個人からの預金受付
- 新規口座の案内
- 集金や契約更新
- 経営者との関係構築
といった幅広い業務を担っていたとみられます。
銀行にとって渉外担当は“営業の顔”とも言えるポジションで、担当者に対する信頼は非常に重要。その分、預かった現金を不正に扱えばすぐに顧客との関係が崩れてしまうため、本来はもっと厳しく内部管理されるべき業務です。
しかし、預かった現金がそのまま手元に入りやすい“外回り”という特性を悪用し、長期にわたって犯行が続いた可能性があります。こうした背景から、銀行側の管理体制にも注目が集まっています。
坪井良将の自宅住所は？
坪井容疑者の住所は、報道によって 愛知県江南市 とされています。
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