大阪・天神祭の会場で起きた「ジョリー催涙スプレー事件」。
SNS上では「犯人は上松尊良ではないか」との噂が拡散し、ネットは炎上状態に。
そしてついに警察が動き、住居不定の上松尊良容疑者(20)が逮捕されました。
今回の記事では、事件の全貌、ジョリーさんの被害報告、そして犯人とされる上松尊良容疑者の人物像に迫ります。
事件の概要

大阪市都島区の毛馬桜之宮公園内で、天神祭がクライマックスを迎える7月25日午後10時過ぎ、事件は発生しました。
上松尊良容疑者は、20代男性に「ケンカしようや」などと因縁をつけ、持っていた催涙スプレーを男性の顔面に噴射
さらに近くにいた無関係の10代女性も巻き込み、2人が負傷しました。幸い、いずれも軽症とされています。
警察によると、上松容疑者は取り調べに対し「何も話すことはありません」と供述し、黙秘に近い態度を見せています。
被害者の20代男性はジョリー

報道では「20代男性」と匿名で伝えられていましたが、実際の被害者は格闘家兼YouTuberのジョリーさんであることが判明しました。
ジョリーさんは事件直後、自身のSNSに被害を報告する投稿やYouTube動画を投稿しています。
その中には目を赤く腫らし苦しむ様子を撮影した短い動画も添えられていました。
この映像が瞬く間に拡散し、数百万回再生を突破。ニュース番組やネットメディアでも引用され、事件が全国的に知れ渡るきっかけとなりました。
ただし、犯行の瞬間を本人が撮影して投稿したわけではなく、あくまで被害直後の様子を収めたものとみられます。
とはいえ、インフルエンサー本人が自ら「自分が被害に遭った」と発信したことは大きなインパクトを与え、事件は「ジョリー催涙スプレー事件」として強く印象づけられる結果となりました。
犯人逮捕!上松尊良のプロフィール

警察は事件後に捜査を進め、住居不定・自称日雇い作業員の上松尊良容疑者(20)を逮捕しました。
- 名前:上松尊良
- 年齢:20歳
- 職業:自称・日雇い作業員
- 住所:住居不定
- 容疑:傷害(催涙スプレーを使用し通行人にけがを負わせた疑い)
取り調べに対しては「何も話すことはありません」と供述しており、動機については依然として明らかにされていません。
上松尊良の余罪は?
事件の前日、7月24日夜にも同じ毛馬桜之宮公園で、若い男性が見知らぬ男に催涙スプレーをかけられる被害がありました。
状況の類似性から、警察はこの事件にも上松容疑者が関与している可能性を視野に捜査を進めています。
もし連続的な犯行が立証されれば、単なる突発的トラブルではなく、常習性や計画性が浮かび上がることになります。
被害者・ジョリーとはどんな人物?
事件の被害者となったジョリーさんは、格闘技イベント「ブレイキングダウン」への出場で一躍有名になった人物です。
- 本名:四至本ジョリー竜馬(ししもと・ジョリー・りょうま)
- 年齢:28歳
- 身長:170cm
- 出身地:和歌山県
- ルーツ:日本人とフィリピン人のハーフ
- 所属:MFL team CLUB es
- 肩書き:総合格闘家・YouTuber
師匠は格闘家の安保瑠輝也さんで、安保さんのYouTubeチャンネルでも活動。炎上や賛否を巻き起こす発言やキャラクターでも知られ、ファンとアンチが入り混じる存在です。
動画投稿では「襲撃の瞬間」を公開し、多くのフォロワーが心配の声や励ましのコメントを寄せています。
上松尊良のSNSと顔画像の特定
報道では顔画像は公開されていませんが、SNS上ではすでに*t_kun.1234」というInstagramアカウントが本人のものではないかと拡散されています。
そこには友人と写る写真や夜の繁華街での姿が投稿されており、容姿や年齢が一致することから「本人確定では?」との声も上がっています。
ただし、現時点では警察や公式発表で関連は確認されていないため、あくまでネット発の情報にとどまっています。
ネットの反応
- 「ジョリーにスプレーなんて…有名人狙うとか悪質すぎる」
- 「祭りで無関係な人まで被害に遭ったのが一番怖い」
- 「逮捕されてよかったけど、背景をちゃんと調べてほしい」
- 「護身用グッズを凶器にするのは絶対に許されない」
有名YouTuberを狙ったこと、そして一般市民も被害を受けたことが、人々の大きな不安と怒りを呼んでいます。
催涙スプレーの危険性と法律
催涙スプレーは「護身用」として販売されることもありますが、正当な理由なく所持すれば軽犯罪法違反にあたる場合があります。
さらに、使用すれば相手にケガを負わせるため、当然ながら「傷害罪」に該当。今回のように無差別に使用すれば、社会的影響も大きく、厳しい処罰が下される可能性があります。
まとめ
天神祭で発生したジョリーさんへの襲撃事件は、犯人である上松尊良容疑者の逮捕によって新たな局面を迎えました。
しかし、動機や余罪の有無、そして生活環境の背景など、まだ解明されていない点も多く残されています。
この事件は、インフルエンサーが現実の場で狙われた衝撃だけでなく、「不安定な生活環境の若者」「護身用グッズの悪用」「ネット特定の危うさ」 といった現代社会の課題を映し出しているといえるでしょう。

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