東京都内の個別指導塾「スクールIE」の元教室長、石田親一容疑者(45)が、教え子に対するわいせつ行為の疑いで逮捕されました。
個別指導という密室で行われた今回の事件は、教育現場における指導者の信頼と安全の問題を浮き彫りにしています。
この記事では石田親一容疑者の「スクールIE」はどこなのか?まとめています。
事件の概要

石田容疑者は、2025年3月と5月、東京都内にある「スクールIE」の教室で、当時教え子だった女子中学生の胸や太ももを触るなどの不同意わいせつ行為を行った疑いがもたれています。
女子生徒が質問をした際に身体を密着させたり、服の中に手を入れるなどの行為を繰り返していたとされ、女子生徒が抵抗するために上着を羽織っても、その上から触れ続けたという証言もあります。
被害生徒は小学生時代から数年間、石田容疑者に教わっており、「先生だから言えなかった」と声をあげられなかったといいます。
しかし、ついに耐えかねて信頼していたカウンセラーに相談し、事件が明るみに出ました。
【顔画像】石田親一のプロフィール

- 名前:石田 親一(いしだ しんいち)
- 年齢:45歳(2025年現在)
- 職業:学習塾「スクールIE」の元教室長
- 指導歴:約20年(2005年〜2025年)
- 逮捕容疑:不同意わいせつ
- 容疑の認否:「たまたま触れた」「10回ほど触った」と容疑を認める供述
石田親一が勤務していたスクールIEはどこ?
石田親一容疑者(45)は、
株式会社「やる気スイッチグループ」が運営する個別指導の学習塾「スクールIE」の元教室長として約20年間勤務していました。
報道によれば、容疑者が勤務していた教室は東京都内にある「スクールIE」の一つであり、
ただし、報道では以下のような特徴が述べられています。
- 個別指導形式:講師1人と生徒1~2人の個別指導を行っており、
- 他の生徒や講師がいない時間帯:授業中に他の生徒や講師がいない時間帯があり、
- 密室状態:生徒と講師が2人きりで授業を行っていた可能性がある。
これらの情報から、容疑者が勤務していた教室は、他の生徒や講師がいない時間帯が確保できる環境であった可能性が高いと考えられます。
考えれれる候補として挙げられるのは以下の通りです。
教室名 | 所在地または最寄駅 | 特徴・備考 |
---|---|---|
世田谷校 | 世田谷区世田谷4丁目7−3(世田谷駅/松陰神社前駅) | 交通アクセスよく、通り沿いの立地。密室というより比較的人通りがある可能性高め。 |
砂町校 | 江東区北砂4丁目1−14 高梨ビル3階(西大島駅/南砂町駅) | ビル内3階。入り口が見つけにくい/他方通行少なめ→比較的静かな環境という条件を満たす可能性あり。 |
亀有校 | 足立区(亀有駅近辺) | 大通りに面しているという情報あり。通いやすさが高い。 |
小岩校 | 江戸川区北小岩1丁目3−14 ベル・エポック町田1階など | 多く求人情報にも出てる教室。市街地寄りで人の出入り多めかも。 |
港区/高輪台校 | 白金台2丁目10−2 白金台ビル1階など | 比較的高級住宅地/交通が便利な場所。教室の規模もしっかりしてそう。 |
新宿区/早稲田校・市ヶ谷校など | 新宿区/最寄り早稲田・市ヶ谷/アクセス良好な駅前立地多数 | 人目もありやすい。教室長が目立つ可能性もある。 |
葛飾区の教室群(高砂校・立石校・柴又校など) | 葛飾区内、下町エリア多数 | 比較的地域密着型。少し静かな場所も混じってる可能性あり。 |
江戸川区教室群 | 小岩南校・篠崎校・南葛西校・江戸川中央校・西葛西北校・船堀校・一之江校など | 生徒が他の教室に比べて多いか少ないか教室による。条件に合う密室型教室が含まれてる可能性ある。 |
あくまで考えられる範囲での候補であり、石田容疑者の所属先と断定はできません。
「やる気スイッチグループ」とは?
石田親一容疑者が勤務していたのは、教育業界で広く知られる「やる気スイッチグループ」が展開する個別指導塾「スクールIE」です。
やる気スイッチグループは、学習塾・幼児教育・英語教育など複数の教育ブランドを手がけており、
全国に約2,000教室以上を展開する大手教育企業です。
「やる気スイッチ」のキャッチコピーでも知られ、CMや広告などで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
【スクールIE】とは?
「スクールIE」はその中核をなす学習塾ブランドで、以下のような特徴を持っています。
- 指導形式:講師1名に対し、生徒は1〜2名という完全個別指導制
- 対応学年:小学生〜高校生まで幅広く対応
- 目的別指導:定期テスト対策や受験対策、内申点アップ、苦手克服などニーズに応じたカリキュラム
生徒一人ひとりの個性や目標に寄り添う指導スタイルが特徴で、「性格診断テスト」などを用いて最適な学び方を提案する仕組みも導入されています。
また、教室長が学習プランの管理や面談、講師の指導にも携わるなど、運営において中心的な役割を担います。
石田親一の役職と経歴は?
石田親一容疑者は、2005年ごろに「スクールIE」にアルバイト講師として入社し、2014年に正社員へと登用。
その後、東京都内の教室で教室長を任されていました。
生徒指導に加え、教室の運営管理や保護者対応など、多くの責任を持つ立場でした。
かつて教室のHPには、「やる気を引き出す」「生徒と共に目標を見つける」などの言葉で教育への思いが語られていました。
事件を受けてやる気スイッチグループの対応
やる気スイッチグループは、事件の発覚後すぐに石田容疑者を調査し、2025年9月12日付で懲戒解雇としています。
同社は「事案を重く受け止め、再発防止に努める」とのコメントを発表。今後、指導体制の見直しや監督体制の強化が求められる見通しです。
まとめ
個別指導塾は生徒と講師が密室で1対1になる時間が多いため、信頼関係が非常に重要です。
しかし今回の事件は、その信頼を真っ向から裏切るものであり、保護者の間では「安心して預けられる環境なのか」という不安の声が相次いでいます。
やる気スイッチグループとしては、今後どのように再発防止策を徹底し、保護者の信頼を取り戻していくかが問われることになるでしょう。

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